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ネットの動画をDLなしで保存したい! 3.MPXの感想、使えるのか使えないのか [ネットの動画をDLなしで保存したい!]

DRM解除のフリーソフトの話と共に、こんなソフトがあり、これなら出来ると書かれているのが、『MPX』というソフト。

このMPX、現在は、MPX8なのだが、アマゾンなどでのカスタマーレビューでは、とにかく、評判が悪い。『買ったけれどできない』、『有料なのに広告がでる』、『買って後悔した』など様々。

評判は悪いが、とにかく、使ってみないと分らないということで、『MPX7 Extreme Edition』を購入。Extreme Editionは、下から2番目のエディション、バージョン8が出る前だっため、7になった。

下の画像が、『MPX7 Extreme Edition』。一番後ろのウィンドウがMPX7本体、それに、動画配信サイトから、動画をダウンロードする『ムービー検索』、そして、モニターに映し出した動画をそのまま録画する 『MPXレコーダー』などが組み込まれているというカタチ。

mpx.jpg

例えるなら、マイクロソフト Officeに、エクセル、ワードなどが含まれているのと同じような話。

ムービー検索は、Dailymotionなどの動画配信サイトからも動画ファイルがダウンロードできるのが特徴。使ってみたところ、まれにできないものもあるが、まず、ほとんどできる。

YouTubeなどは、最新版で無料のReal Playerでもダウンロードできるが、Dailymotionはそれではできないため、Dailymotionの動画をダウンロードしたいなら、これは使える。

ただ、昨年10月から改正著作権法が施行されているため、ダウンロードにも規制があるため、ある程度は自己責任ということになる。

問題は、『MPXレコーダー』。これは、動画をダウンロードするというものではなく、パソコンのモニター上に映し出される映像を録するというもの。

強引に売りつけようとするものの中には、『MPXでDRMを解除できる!』とまで書いているものもあるが、これは飛躍し過ぎで、誇大広告のようなものじゃないだろうか。

DRMを解除というなら、視聴期限付きの動画ファイルが、視聴期限を過ぎても観れるカタチじゃなければ、DRM解除とは言えない。

MPXレコーダーは、録画するソフトだから、動画を保存するには、動画を再生したまま録画するということになる。昔、テレビの歌番組からラジカセで録音したような、そんな手間に近いものがあるが、上手く録画するためには、経験とコツがいることが分った。

動作させるには、PC上の音声を録画するためには、ステレオミキサーが必要。これが、パソコン本体にない場合は、バーチャルステレオミキサー TiVSoundなどをインストールすればいい。

まず、MPX7にあるカメラのアイコンをクリックし、『MPXレコーダー』を起動する。パソコンに流れる動画を保存する際の設定を行なうために、『キャプチャ設定』を開く。

動画が上手く録画できるかどうかは、この『キャプチャ設定』にかかっていると言っても過言ではないくらい、ここの設定の影響は大きい。

私が使っている設定は、フレームレート:25、圧縮設定のビデオ:ffdshow video encoder、オーディオ:PCM、そして、オーディオの録音:TiVSound Wave (WDM)。ffdshow video encoderの入手については、こちら

圧縮設定のビデオの設定を押し、エンコーダ:MPEG-4、FourCC:XVID、モード:1パス - 品質、品質:92に。記録方法:AVI or MPEG、圧縮モード:オンザフライ、圧縮対象:映像+音声。

使用するパソコンのスペックは、OS:Windows XP、CPU:Core2Duo E6600 (2.4GHz)、RAM:PC-5300 4GB、ビデオカード:SAPPHIRE Radeon HD5450など。

ビデオカードは、今回買い足したのだが、本体が小型で電源が275Wしかなく、消費電力が少ないものとなると、あまり、いいものを付けることができなかった。

この設定で、動画ファイルを開き、『画面の設定』にある虫眼鏡をドラッグして、動画の映像の上でドロップし、録画する場所を特定、そして、動画ファイルが終わると同時に録画が終わるように終了時間を設定。

これで、動画が問題なく録画できるなら、パソコンは相当ハイスペックなものじゃないだろうか。私が、今回使うようなレベルだと、これでは音ズレが起こる。

パソコンの処理が追いつかず、映像と音がズレてしまい、音声が酷いときでは、数秒の遅れ。一度、音が遅れだすと、最後までズレたまま録画される。録画した動画が、映像と音がズレていないかを確認するなら、最後の部分だけ観れば、大体分る。

こうなると、フレームレート、1秒間に何コマというところを減らせば、データ量がグンと減るため、格段に良くなるが、動きがある動画だけに、ここは下げにくいのが心情というもの。

ここからが、いろいろ考えるところなのだが、パソコンで再生しながら、パソコンで録画というのは、結構、負担が大きいはず。

データを再生するのも、録画して出来たファイルがある場所も、同じハードディスクになるため、いくらデータ転送量に余裕があるにしても、書き込みと読み込みを同時というのは厳しいのではないだろうかと思った。

ブルーレイレコーダーでも、同じハードディスク内で、番組録画をしながら、以前録画した番組を観てるとき、早送りをし過ぎると、エラーとなり録画が止まることもある。それと同じような話。

ということで、余っている外付けハードディスクを接続し、再生するのはパソコンのハードディスクから、録画して動画ファイルができるのは外付けハードディスクと分けたところ、劇的に、映像と音のズレがほぼ解決。

さらに、録画を行なう前に、本体と外付けハードディスクの両方の『エラーチェック』(マイコンピューター→ハードディスク選択で右クリックでプロパティ→ツールにある)で『不良セクタのスキャンし、回復する』にチェックを入れてやり、ホントはデフラグまでした方がいいのだろうが、結構、気を使っている。

録画する際のポイントとしては、録画する映像の大きさも気をつけなければならないところ。例えば、動画ファイルを100%の映像の大きさで録画するのと、200%で録画するのとでは、かかる負担が全然違う。

MPXレコーダーは、映像の大きさで録画するため、大きいとその分、処理するデータが増える。そうなると、また、処理が追いつかないことで起こる音ズレが発生することになる。

だから、録画する動画ファイルの映像サイズは、余計に大きくならないよう100%。これで、ほとんど失敗することなく、録画はできるようになった。

肝心の画質も、100%の状態なら大差なく、比較的キレイでオリジナルと見比べれば、わずかに落ちるが、普通に観れば分らない程度。映像サイズを大きくすれば、多少の荒さは分るが、録画できないところを録画していることもあり、それでこのレベルなら、文句はない。

このソフトを使い感じたのは、映像をキレイに録画しようと思うと、パソコンそれぞれのスペックにより、設定も様々になるということ。

自分のパソコンのレベルは、このくらいと分る人は、パソコンユーザーとしては、かなり馴れた人で、パソコンの環境自体もベストの状態じゃないと上手く行かない。

パソコンは、使っていると分るが、使い方次第で、変なソフトが入り、処理速度が遅くなったり、メンテもしなければ、やはり、普通に使ってても遅くなりがちだ。

扱う動画ファイルを録画する際、求められるPCの性能がズバ抜けて大きく上回っていれば、細かい設定に気を使う必要はないが、そういうパソコンを使う人は限られているじゃないだろうか。

無料で使える動画関連ソフトも、ネット上にはいろいろあるものの、無料ソフトには、スパイウェアやウィルスなど何が入ってるか分らないところがあり、最近は、不正にパソコンを使い、勝手に犯罪者にされかねない 『なりすまし』もある。

その辺のことを考えた場合、このくらいの出費で使えるなら、意外とアリかなとも感じる。Dailymotionでダウンロードでき、録画も使い方次第だが。

個人的には、どうしても録画したいものが以前にもあり、そのために、これをかなり使った。そして、今回も。動画が氾濫する時代だけに、思ったよりも使っているという印象がある。

トラブルや使い方などで、このソフトのカスタマーサポートと何度かやりとりをしたことがあるのだが、返信も遅いわけでもなく、言われているほど悪いという印象はない。

ただ、できないことをやるキワモノなソフトだけに、市販されてるような使い勝手のいいものという訳ではない。そこら辺は、比較する方が間違っているのかもしれないが。


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