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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 57.コメディな面白さもあり、何が大事かも感じられる映画 きっと、うまくいく [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2009年に公開された インド映画 『きっと、うまくいく』を観たのだが。異文化な新鮮さもあり、インド映画ならではの歌と踊りのシーンもあるなど豪華さがある。3時間近くの長い映画ながら、展開も早く惹き付けられ、コメディな中に社会や教育へのメッセージもあり、飽きずに楽しめた。

不安や恐れに対して、『きっと、うまくいく』と唱えて、乗り越えるところにポイントがあり、それが、映画のタイトルにもなっている。恐れというのも、ルールに従わないことへの不安などで、それよりも、大事なことがあるという感じなのだが。

物語は、インドの工科大学を舞台に、3人の学生による青春ドラマ。自由奔放で、問題を度々起こしながらも、テストをすれば、1位という天才な学生 ランチョーが主人公。一方、二人の友人は、期待を一身に受け、やりたいこともできず、家族のために大学へ。境遇や考え方が違う3人が、様々な出来事を通じて、それぞれがあるべき姿を取り戻すような、そんな話。

青春ドラマというと、男女の恋愛もありがちな気がするのだが、この映画では、男同士の友情がメインなため、それが、ほとんどなく。それでも、男ならではの子供っぽいイタズラや遊び心があり、そこに愉快な明るさがある。

子供の頃、思いつきでいろいろやり出したり、正論を振りかざして、大人を困らせたり。誰にでも、そんな経験がありそうなのだが、それが主人公の姿と重なり、共感できる人も多いんじゃないだろうか。

工科大学なため、学生はエンジニアを目指しており。エンジニアになれば、高収入で安泰な人生という発想も、感覚的な違いが感じられ、経済発展が進むインドならではかもしれない。

親が勝手に進路を決め、無理やり勉強させるというのも、将来を思ってとなるのだが。子供も大人になるにつれ、やりたい事もあれば、価値観の違いもあり。ただ、そのために、家族が一生懸命になればなるほど、負い目に感じ、従わざるを得ず、その葛藤が描かれている。ここにも、貧しさを逆手に取り、コントな笑いもある。

この映画は、当時、インド映画歴代興行収入1位を記録し、映画監督 スティーヴン・スピルバーグが、3回も観たと大絶賛するなど評価も高く。日本では、2014年に公開され、日本で公開されたインド映画としては、大ヒットという話もある。

この映画を観ると、何のために学校で学ぶのかを考えさせられ、やりたい事をやるから必死になり、それが成功につながるのも改めて感じられる。日々の生活の中で、窮屈に感じている人が観たら、主人公のように自由になりたいと思うかもしれない。

いい映画なのだが、気になるところもあり。映画の中で大笑いしているシーンがあるのだが、日本人の感覚では、ほとんどの人が引きそうで、日本映画だったら、かなり叩かれそうな。ここら辺は、文化が違うということだろうか。





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