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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 67.一風変わった 詐欺師も面白く、娘との絆もあり マッチスティック・メン [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2003年に公開された映画『マッチスティック・メン』を観たのだが。個性的な詐欺師を主人公に、娘との葛藤もあるなど喜怒哀楽が描かれている。ノリの良さもあり、あまり重くならない感じもあり、それでいて、最後の結末に思うところもある。主演は、ニコラス・ケイジ。

物語は、極度の潔癖症を持つ、天才的な詐欺師が主人公。プロ意識も高く、生活の仕方などにも、強いこだわりがあり。ゆるぎないスタイルを持つ 主人公のもとに、突然、年頃の娘との生活が始まり。娘ができたことで、喜びや不安もありつつ、様々な出来事が起こるというもの。

こだわりというところに、面白さもあり。ドアを開ける際など、『ワン、ツー、スリー』や日本語で『いち、にい、さん』と言いつつ、開け閉めを繰り返し、バタンバタンとしながら、開けたりするのだが。これも、極端な縁起担ぎのようにも見え、几帳面さが伝わってくる。

さらに、日本人のように、家に入るとき、靴を脱いでおり。強迫性障害から強烈な潔癖症を発症し、ちょっとした汚れも見過ごすことができず、寝る間も惜しみ、掃除が止まらず。ここに、粗暴な娘が転がり込み、一緒に生活するため、これまでの生活スタイルが崩れ、頭を抱えたり。

詐欺師の姿を描いているため、安いものを高く売りつけ、そこから、さらにというところで、手口の複雑さもあり、バレたらまずいという緊張感が漂うのだが。詐欺をするために、いろんな人物になりすましており、俳優が役を演じ、その役で様々な人物を演じるということにもなる。これが、なりすまし芸のような感覚で、楽しめるところでもあり。

一方で、強迫性障害の薬が切れた途端、しゃっくりが止まらないような しゃべり方で、『ッン、ッン』となり、片目のまばたきも止まらず、これが、ウィンクのようで。シリアスなシーンで、真面目に話しながら、この状態になるのも面白く。

主人公は、詐欺師なのだが、流儀のようなものを持っており。騙すことを楽しんでいるのでもなく、人をだまして、得られたお金を地道に貯金していたりもする。正しい事を行っている訳ではないため、そこに、強迫性障害とも結び付きそうで。

この映画、最後は、騙し合いで意外な結末を迎えるのだが。やはり、悪事を積み重ねれば、報いがあるというのも感じられ、終わり良ければというところで暗くもならず、映画としての楽しさもある。




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