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印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ ブログトップ
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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 59.遺伝情報にしばられた近未来で、現代に通じる部分もありそうな SF映画 ガタカ [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

1997年に公開されたSF映画『ガタカ』を観たのだが。派手なアクションで痛快さがあるようなものではないのだが、独特な世界で雰囲気もあり、夢や友情、社会へのメッセージもありそうで。SF映画としては、地味なのだが、興味深く楽しめる。

物語は、遺伝子操作が当たり前のような 近未来で、それにより生まれた優れた人間が、社会的にも優位な立場になり、そこに、遺伝子操作を全く受けていない主人公が、夢を叶えるため誰かになりすまし、そこで、様々な出来事が起こるというもの。

遺伝子操作により、知能や身体能力が高く、外見も、目の色、肌の色などの外見的なものも操作し、それにより生まれたものを『適正者』、それを受けずに、自然に生まれたものを『不適正者』と区別。これが、超えられない大きな壁になり、遺伝情報が全てという感じなのだが。遺伝子操作と言っても、誰もが同じレベルの人間になるということではなく、遺伝子操作を行っても、それぞれに違いがあり、そこでの優劣もある。

主人公は、全く遺伝子操作を受けずに生まれ、それでも、出産時には検査を受けており。推定寿命が30歳、神経疾患の発生率 60%、そううつ病 42%などと言われ、親が愕然とし、弟は、遺伝子操作。すると、子供の頃から、能力差が歴然としており、兄である主人公が、何をやっても弟に負け、この葛藤もあり。

社会に出てからは、宇宙に行きたいという夢を持ちつつ、知能も十分ながら、不適正者が超えられない壁になり。そこで、遺伝子的には非常に優れ、元水泳選手なのだが、交通事故で半身不随になった人物になりすまし、宇宙局 ガタカの局員に。

特徴的なところが、ガタカでは、常に血液検査や尿検査で、本人確認を行っており、監視されているような状態。そこで、主人公は、なりすますため、元水泳選手の血液や尿、髪の毛を使い、自分の体からは、体毛などを落としてバレないよう 必死で全身を洗う。この姿が、実に悲しげで、印象に残っている。

主人公と元水泳選手は、DNAブローカーにより、出会っており、もともとは、全くの赤の他人なのだが。主人公が適正者になりすますことができ、元水泳選手は、同居するカタチで、体が不自由ながら、生活することができ、絆も芽生え。主人公の危機には、体を張ってとなり、堅い友情もある。

この映画は、近未来を舞台に、社会のルールを超えて、夢を掴もうとする主人公の姿が描かれており、宇宙に行けるかという物語。20年ほど前の作品だけに、技術的な部分で時代を感じるところ、現実的ではない部分もあるのだが、これは、観る人に分かりやすくという面もあるのかもしれない。やはり、血液が落ちるシーンが何度かあり、そこに、何か印象付けるものもありそうで。

遺伝情報は、あくまでも、確立の問題になり。遺伝的に優れていても、事故に遭うこともあり、行動には感情も伴い、変化する環境の影響もあるため、何が起こるか分からない部分がある。現在、検査キットを使い、それを郵送することで、遺伝情報を調べることはできるのだが。どんな病気にかかりやすいかは分かるものの、その病気になるならないが明確に判断できるものでもなく。人は、そう単純ではないということだろうか。

SF映画ならではのアイディアや斬新さで観やすく、ドラマティックでもあるのだが。近未来だけに、科学的な部分が多く、データによる判断が無感情で冷たさがあり、だからこそ、計算ではない 人の感情を際立たせるようで。感動もあり、しみじみと思うところもあり、そんな物語だった。





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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 58.ちょっと古さもありつつ、楽園も厳しい ザ・ビーチ [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

前日に続き、青春ドラマなものでは、2000年に公開された映画『ザ・ビーチ』もあり。映像や演出に古さも感じられるのだが、理想と現実を突きつけられるような物語でもあり、ためになる部分もありそうな。

映画『タイタニック』で人気を博した主演俳優 レオナルド・ディカプリオが、その後、出演オファーが殺到し、100本以上。次の映画が注目される中、出演したのが、この映画になるのだが。サントラが好評で大ヒットという話はあるものの、この映画自体は、振るわなかったようで。

物語は、タイを一人で旅する若者が主人公で、レオナルド・ディカプリオが演じているのだが。安宿で伝説のビーチの地図を手に入れ、フランス人カップルと共に、楽園を求めて旅に出るというもの。やっとたどり着いた楽園には、若者による独自のコミュニティーが存在し、3人は、そこで生活するようになり。様々な出来事が起こり、理想の楽園がほころび始める。

若者が、何かを求めて異国を一人旅というのが、言葉も通じないだけに無鉄砲な感じもあるのだが。実際に、外国人のバックパッカーを見かけたりもするため、そうない話でもないのだろうか。

最初の目的が、伝説のビーチを求めてなため、若者3人が旅し、アドベンチャーな感じもありつつ、緩い青春ドラマという印象。これが、しばらく続くため、ここで、ちょっと違うなと観るのをやめてしまいそうな感じもある。

ただ、楽園にたどり着くと、外の世界とは隔絶された コミュニティの話になり。一見、誰もが生き生きと楽しそうで、理想的な暮らしに見えるのだが。自給自足だけに自然の怖さや厳しさもあり、コミュニティ自体も周囲との微妙なバランスで成り立っていたり。

突然、自分達だけでは、どうにもならない深刻な事態に陥ると不安が広がり、ギクシャクし始めるのだが。さらに狭い世界なため、男女関係で揉め出し、それが周りに知られていたりもする。楽園での生活が上手く行かなくなり、主人公が心理的に闇に引き込まれ、怪しくなるのも興味深い。

この映画を観ると、楽園は楽園で過酷で大変なため、最後は、ありふれた日常が一番と思える。そこが、いいところかもしれない。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 57.コメディな面白さもあり、何が大事かも感じられる映画 きっと、うまくいく [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2009年に公開された インド映画 『きっと、うまくいく』を観たのだが。異文化な新鮮さもあり、インド映画ならではの歌と踊りのシーンもあるなど豪華さがある。3時間近くの長い映画ながら、展開も早く惹き付けられ、コメディな中に社会や教育へのメッセージもあり、飽きずに楽しめた。

不安や恐れに対して、『きっと、うまくいく』と唱えて、乗り越えるところにポイントがあり、それが、映画のタイトルにもなっている。恐れというのも、ルールに従わないことへの不安などで、それよりも、大事なことがあるという感じなのだが。

物語は、インドの工科大学を舞台に、3人の学生による青春ドラマ。自由奔放で、問題を度々起こしながらも、テストをすれば、1位という天才な学生 ランチョーが主人公。一方、二人の友人は、期待を一身に受け、やりたいこともできず、家族のために大学へ。境遇や考え方が違う3人が、様々な出来事を通じて、それぞれがあるべき姿を取り戻すような、そんな話。

青春ドラマというと、男女の恋愛もありがちな気がするのだが、この映画では、男同士の友情がメインなため、それが、ほとんどなく。それでも、男ならではの子供っぽいイタズラや遊び心があり、そこに愉快な明るさがある。

子供の頃、思いつきでいろいろやり出したり、正論を振りかざして、大人を困らせたり。誰にでも、そんな経験がありそうなのだが、それが主人公の姿と重なり、共感できる人も多いんじゃないだろうか。

工科大学なため、学生はエンジニアを目指しており。エンジニアになれば、高収入で安泰な人生という発想も、感覚的な違いが感じられ、経済発展が進むインドならではかもしれない。

親が勝手に進路を決め、無理やり勉強させるというのも、将来を思ってとなるのだが。子供も大人になるにつれ、やりたい事もあれば、価値観の違いもあり。ただ、そのために、家族が一生懸命になればなるほど、負い目に感じ、従わざるを得ず、その葛藤が描かれている。ここにも、貧しさを逆手に取り、コントな笑いもある。

この映画は、当時、インド映画歴代興行収入1位を記録し、映画監督 スティーヴン・スピルバーグが、3回も観たと大絶賛するなど評価も高く。日本では、2014年に公開され、日本で公開されたインド映画としては、大ヒットという話もある。

この映画を観ると、何のために学校で学ぶのかを考えさせられ、やりたい事をやるから必死になり、それが成功につながるのも改めて感じられる。日々の生活の中で、窮屈に感じている人が観たら、主人公のように自由になりたいと思うかもしれない。

いい映画なのだが、気になるところもあり。映画の中で大笑いしているシーンがあるのだが、日本人の感覚では、ほとんどの人が引きそうで、日本映画だったら、かなり叩かれそうな。ここら辺は、文化が違うということだろうか。





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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 56.白雪姫とも大きく違い、意外と面白く スノーホワイト/氷の王国 [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

意外に面白かったと聞き、2016年に公開された映画『スノーホワイト/氷の王国』を観たのだが。グリム童話の『白雪姫』に大胆なアレンジを加え、映像化したというもので、仲が悪い夫婦というのもユニークさがあり、映像も綺麗で、戦闘シーンも迫力があり、楽しめる映画だった。

物語は、王国を支配していた魔女 ラヴェンナが討たれ、その妹 フレイヤが、行方知れずになった 姉の魔法の鏡を探し求め、それで、姉を復活させようとしており。それを先に手に入れ、聖域に鏡を運ぼうとする 主人公らとの話。

フレイヤも魔力があり、侵略しては、子供達をさらい、戦士として育て上げ、強力な軍隊を率いており。そこで、最強の戦士になった二人が、主人公とヒロインなのだが。愛がご法度というルールを破り、密かに結婚までしており、そこで、二人が抹殺される。

白雪姫そのものを詳しく知らないため、単純に童話を元にした映画だからと甘く見ていると、大人向けで、驚きもあり。マーベルの映画『マイティ・ソー』のソーを演じる クリス・ヘムズワースが主人公で、それとも重なるところに面白さもある。

主人公が、ちょっとお調子者で、軽さがあり、ヒロインが、クールで腕も立ち、常に一枚上手。フレイヤも、過去の出来事を引きずりつつ、冷酷なようで、そうなりきれないのも、人間味があり。魔法で惑わせるため、終わったと思う瞬間があるのだが、そこから、意外な展開になるのも多い。

どういう風に見るかで、感想が分かれそうな映画なのだが。白雪姫のイメージを強く持っていると、この物語や演出が変だと気になりそうで、全く知らないくらいの方が、素直に観れるかもしれない。『大胆にアレンジ』とあるだけに、白雪姫な感じは、ほとんどないとも言えそうだ。

白雪姫の物語では、魔法の鏡に、世界で一番美しいのはだれか?と聞き、王妃様ですと返事があり。それが、いつしか、白雪姫と答えるようになり、王妃に殺意が芽生えるのだが。

これと同じような事が、この映画にもあり、そこに、白雪姫らしさがありそうだ。ただ、これまでの流れを考えると、この理由が弱く感じられ、気にもなる。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 55.暗号解読に奮闘しつつ、怪しげなところもあり イミテーション・ゲーム [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2014年に公開された映画『イミテーション・ゲーム』を観たのだが、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが用いた暗号 エニグマを解読した イギリスの天才数学者 アラン・チューリングの物語。暗号解読というと、地味な印象もあるのだが、謎解きもあり、意外な展開も多く、飽きずに楽しめた。

変人だったからこそ、他とは違った才能があり、偉業を成し遂げたとなるのだが。非常に複雑で、解読不可能と見られていた 暗号を解読したことで、敵の行動が、手に取るように分かり、それで、何の問題もなく、すべてが上手く行くとならないのも興味深く。

解読できても、それが敵に悟られれば、暗号の仕組み自体が変えられ、暗号解読もムダになり。そこで、解読できたことを敵に気づかれないよう、あえて、ある程度の犠牲を払いながら、戦争を勝利に導くところに、非情さもある。

これを判断する立場だったのかという点も、気になるところではあるのだが。攻撃されるのを知りながら、見殺しにしたとも言えるため、人道的に厳しい面もある。ただ、戦時下では、こういうこともある話なのかもしれない。

実在した人物でもあり、エニグマの解読を成功させたことで、戦争の終結を早め、さらに、コンピュータの基礎も作り出しているのだが。それらが、高く評価されるのは、死後、何年も経ってからで、報われない人生という印象がある。

当時、イギリスでは、違法だった 同性愛者でもあリ、晩年、逮捕され、有罪に。投獄は避けられたものの、性欲を抑えるためとして、女性ホルモンの注射を受け、2年後、自殺している。

2009年には、同性愛で告発されたことへの謝罪を求める署名活動があり、告発については、イギリスの首相が正式に謝罪。2011年、同性愛での罪を免罪し、名誉回復の署名活動もあったのだが、これについては、当時の法律で有罪なため、法務大臣が拒否。その後、2013年には、エリザベス女王から恩赦がある。このことからも、社会的な関心の高さが伺える。

映画としても、危機的な状況での謎解きだけに、緊迫した雰囲気があり、人間模様や様々な出来事も起こるなど、面白さがあるのだが。天才と狂人は、紙一重なのも、分かるような物語。





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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 54.怪しげな物語で、考えさせられるところもあり、もう一度、観たくなる シャッター アイランド [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2010年に公開された映画『シャッター アイランド』を観たのだが、何が起こるか分からない雰囲気もあり、人が持つ危うさも感じられ、意外な展開に惹き込まれるところもあり。コーヒーでも飲みながら、じっくりと楽しめるような、そんな映画だった。

物語は、1954年、精神を病んだ犯罪者を収容する施設で、一人の女性が姿を消し、それを捜査するため、レオナルド・ディカプリオ演じる 連邦保安官がやって来るところから始まり。何かを隠している職員達、怪しげな話をする 精神異常の犯罪者らを相手に捜査を進め、奇妙な出来事に遭いながら、謎に迫るというもの。

刑事が悪事を暴くような物語だろうかと観ていると、そういう雰囲気もありつつ、SF映画にありがちな 問いかけのようなものもあり。物語の面白さとは別に、興味深く、考えさせられる部分でもある。

映画の中では、様々なシーンがあるのだが、幻覚、妄想、夢、過去の記憶なのかが、不確かで。それに振り回される 主人公の姿も真に迫り、徐々に疲弊しながら、追い詰められていく。物語の端々に、妙な会話だったり、登場人物の怪しげな仕草もあり、そこに不気味さがある。

それが、物語の結末を知ると、何となく腑に落ちない、おかしいと思っていた部分が、一気に結び付き。だから、こうなっていたのかと納得できるため、もう一度、最初から観たくなる。

この映画を観ていると、映画の中だけの話で、全くの他人事とも思えないところがあり。リアルに感じられる 幻覚や妄想が、繰り返されるようなことがあれば、どれが現実なのかという判断も難しくなりそうで。精神が病めば、あり得ない事もあるように感じ、情報が錯綜する時代だけに、人の危うさも感じられる。

この物語では、精神異常で幻覚や妄想が度々表れ、それに主人公が翻弄されており。これは、疑似体験とも言えるため、VRは、大丈夫だろうかという気にもなる。VRは、頭にかぶり、バーチャルな世界に入った感覚で楽しめるもので、期待はしているのだが。

現実味が増せば増すほど、精神への影響や負担も大きくなり。それをゲームなどで長時間使った場合、人は、どうなるのだろうか。





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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 53.映像も凄く、知らなくても楽しめる スター・トレック イントゥ・ダークネス [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2013年に公開された映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を観たのだが、2時間を超える映画ながら展開が早く、アクションも派手で、SFならではのスケールの大きさもあり、惹き込まれる面白さがある。

スター・トレックは、アメリカのSF作品。テレビドラマは、1966年から放送が開始され、シリーズ化されていたり、テレビアニメもあれば、劇場版もある。今年は、テレビドラマシリーズが新たに始まる予定で、変わらない人気の高さも伺える。

作品が、長く歴史がある分、途中から観るのもタイミングが悪そうな印象もあり、これまで、スター・トレックは、どれも観たことがなく、全く知らなかった。この映画の評価やレビューが非常に高く、SF映画でもあるため観たところ、スター・トレックを知らなくても楽しめる映画だった。

映像が凄いため、映画『アバター』を観た時と同じ感覚になり。普段、空いた時間にタブレットで観るのだが、これは、大画面で観た方が良さそうだと感じ、帰宅してから観ていた。

SFな世界が、実に細かく作り込まれており、宇宙船の巨大さも伝わってくるような 綺麗な映像で。しかも、それが、攻撃を受けたり、衝突したときの破壊された感じも、凄い迫力で。

この映画で、何度か、ズームで物体をカメラで捉えるようなシーンがあり。例えば、引いた感じで撮影しながら、その映像には、街並みも映りつつ、次の瞬間、飛行物体にズームし、拡大されて映るのだが。これが、実にリアルで、本当に、そこに何かがあるような感覚になる。

物語としては、テロ事件の犯人を追いつつ、事の発端が徐々に明らかになり、敵が味方になり、味方が敵になりという感じなのだが。意外な展開もあり、戦闘シーンも派手で多めなため、刺激的で飽きずに観れた。

スター・トレックでお馴染みという 転送装置、テレポートが気になるところもあり。どういう状況で、使えるものなのかが、ちょっと分かり難く。これも、スター・トレックを知ってる人なら、分かることなのかもしれない。

スター・トレックを知っている方が、より楽しめそうなのだが。知らなくても、アクション映画としても、テンポが良く、しかも、CGのクオリティも高いため、別世界な面白さも強くある。

こうなると、他のスター・トレックは、どんな物語なのかも気になる。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 52.見た目が悪者、高笑いが印象的なヒーロー 黄金バット [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

1966年に公開された映画『黄金バット』を観たのだが、見た目が骸骨で悪そうなのだが、正義の味方というのも斬新。紙芝居で人気のキャラが映画になったという話からも、時代が感じられる。

黄金バットは、1930年(昭和5年)に、原作 鈴木一郎、画 永松健夫で作られた紙芝居の主人公で、金色の骸骨姿で、赤いマントというキャラ。1950年にも、『黄金バット 摩天楼の怪人』という映画があり、1967年には、テレビアニメにもなり、人気の高さが伺える。

親の世代も超えて、昔の話なため、映画もアニメも観たことがなかったのだが。たまに、付き合いで玩具店に行ったりすると、いまだに、黄金バットのグッズがあり、そこで、見かける程度。

物語は、地球に惑星を衝突させようとする悪の組織があり、それを防ごうと、国連秘密機関 パール研究所との戦い。迫りくる惑星を破壊するため、超破壊光線砲を完成させるもの、使うためにには、その強烈なエネルギーに耐えられるレンズが必要で探すことになり、そこで、出会ったのが、黄金バット。研究所のエミリーという女の子が、棺の中の黄金バットに水をあげたことで恩人となり、助けてくれる存在に。

エミリーという女の子は、本名も、高見エミリー(英名 エミリー・ジェーン・ベアード)で、実名そのままの役で登場している。父がイギリス系オーストラリア人、母が日本人のハーフなのだが、現在は、鳩山エミリで、夫が、昨年亡くなった 鳩山邦夫 元総務大臣。

映画が白黒だけに、黄金バットも黄金かどうかも分からないのだが、色の情報が少ない分、特撮のリアル感も逆にあり。面白いのが、敵の集団が銃で攻撃してくるのだが、そこで、黄金バットが杖を振り回しながら、ボコボコに叩きながら倒し、その姿も新鮮で。

しかも、見た目が骸骨で怪しいため、敵の怪しさにも負けておらず。暴れまわりながら、高笑いすると、どっちが敵なのかも分からなくなるような感覚にもなる。特撮ヒーローだと、見るからに正義の味方というのも多いため、この大昔で、悪そうなヒーローという発想が凄い。

出演している俳優 千葉真一が若く、ガッチリした体形ながら細さもあり、研究所のリーダー的な存在で活躍しているのだが。年取った姿しかイメージにないため、爽やかでイケメンな感じに驚きもある。

この映画を観ていると、2007年に公開された映画『ゴーストライダー』も彷彿とさせるところもあり、これも面白い映画なのだが。骸骨には、分かりやすい 死のイメージもあるため、それを活かした作品というのも多いのかもしれない。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 51.続編でもあり、独特な怖さもありつつ、思うところもある映画 ザ・フライ2 二世誕生 [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

1989年に公開された映画『ザ・フライ2 二世誕生』は、グロさが強烈で、刺激的なシーンも多いのだが。それでいて、醜い怪物側を応援したくなるような思いにもなり、この感覚も新鮮で良く。

物語は、物質転送装置を開発しようとして、ハエ男になってしまい死んだ父の遺伝子を持つ 主人公が生まれた事から始まり。異常なスピードで成長し、賢くイケメンな若者になり、すべてが上手く行きかけたところで、体に異変があり。そこから、どうなるかというもの。

この映画は、『ザ・フライ』(1986年)の続編なのだが。ザ・フライは、父親の話でもあり、事の発端も分かるのだが、ハエ男化が進む中、父親が人間に戻る方法を見つけるも間に合わず、悲惨な結末になり。それを踏まえて観ると、結末を想像させるため、順番に観た方が、より楽しめそうだ。

前作に続き、虫ならではの気持ち悪さ、不気味さが上手く表現されており、そこに特徴も感じられるのだが。虫が嫌われる部分が強く出ており、虫が怖く、嫌いな人が観れば、気分が悪くなるかもしれない。

物語自体は、単純に、おどろおどろしい ハエ男が暴れまわるというものではなく。主人公の可愛らしい子供の頃から始まり、成長した先で、急変するため、思うところもあり。これは、ザ・フライにはない感覚。

主人公の体は、徐々に変わり始め、見た目だけではなく、性格も変わり、最後は、別人格に近く。この豹変ぶりも、優しい人が急に柄が悪くなるようなもので、ギャップも大きく。助けたくても助けられず、それにおびえる 恋人というのも印象に残っている。

見た目が醜く恐ろしい姿になり、次々と人に襲い掛かるのだが、主人公のこれまでの境遇から、そう悪くも思えず。最後は、ある意味、ハッピーエンドとも言えるのだが、因果応報なところに暗さも残る。

ザ・フライは、有名な作品ながら、ハエ男の話なため、ちょっとダサそうなという 勝手なイメージがあったのだが。続編も含め、実際に観ると、物語も興味深く、あるかもしれないと感じさせる雰囲気もあり、グロさも刺激的で場が引き締まるため、飽きずに楽しめた。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 50.プロレスを知らなくても楽しめるトークバラエティ 有田と週刊プロレスと [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

昨年、2016年11月からプライムビデオに、プロレストークバラエティ『有田と週刊プロレスと』があり。プロレスは詳しくないのだが、初歩の初歩からの話で分かりやすく、バラエティな面白さもあり。知らないことが多いだけに、新鮮な感覚で楽しめ、そうだったのかという驚きもある。

お笑いコンビ くりぃむしちゅー 有田哲平と元AKB48 倉持明日香の二人がMCを務め、一人 ゲストを迎えるという感じなのだが。プロレスに疎いゲストが、異常に詳しい二人に巻き込まれる感じも面白く。

初歩の初歩というのも、日本のプロレスは、力道山からとなり。弟子だった ジャイアント馬場とアントニオ猪木が、それぞれの道を歩み、対立しながら、様々なプロレス団体が生まれてとなるのだが。

プロレスの最初の頃は、日本人と外国人の対戦が当たり前というのも知らなかったのだが、団体により、プロレスのスタイルもいろいろあり、団体が生まれては消えてなど、現在に至るまでの変遷もあり。

これらの話が、堅苦しく解説するというものではなく、プロレス好きな マニアな感じで、モノマネをはさみながら、楽しそうに話すところに聞きやすさもあるのだが。プロレスの話だけに、どうしても、男臭くなりがちなところ、倉持明日香がいることで、場が和む感じもある。

試合をするようなプロレス番組を観たこともないため、知っているプロレスラーは、誰でも知ってそうな ジャイアント馬場やアントニオ猪木の他、水曜日のダウンタウンなどのバラエティ番組に登場する プロレスラーぐらいなのだが。この番組を観ると、凄さが分かり、見方も違ってくる。

驚いたのが、第65代IWGPヘビー級王者 オカダ・カズチカの話。PS4『龍が如く6』に、新日本プロレスの選手が多く登場し、そこに、ボス的存在で、レインメーカーと呼ばれる オカダ・カズチカがいるのだが。

龍が如くは、ヤクザな物語でもあり、金を雨のように降らせるというのも、その世界観からありそうなため、ゲーム内のキャラクターだと思っていた。ところが、この番組を観ていたら、そうではないことが分かり。

プロレスの世界で、『新日本に金の雨を降らせる』と語り、自らをレインメーカーと称し、その後、実績を積み重ね、現実に、金の雨を降らせる 大きな存在になっているという話が凄く。物語の中だけと思っていた事が、急に、現実と結びつく感じもある。

プロレスというと、好みが分かれるものだが、歴史も感じられ、その流れを知ると面白さがあり、興味も湧いてくる。


 


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